あると便利なパントリー 果たして重要なものなのでしょうか…
間取りプランを依頼される際 多くのお客様に 「 パントリー 」を付けたいんですけど…
と要望を受けます!
あると非常に便利なものであることは間違いないのですが 当然のことながら メリットとデメリット がありますよね (^^;
今回は パントリーをつくるか 検討中の皆さんに メリットやデメリットを検証してみましょう!
【 パントリーに収納する主なもの 】
パントリーは食料品や備蓄品のストックルームです。収納する代表的なものは次の通りです…
・お米や常温保存できるレトルト食品
・水やお酒などの飲料品
・お菓子など
・普段あまり使っていない食器
・タッパーや水筒 お弁当箱
・キッチンペーパーやティッシュ ラップ類など
・調理家電や調理器具
【 パントリーのメリット 】
保管のしやすさと収納力の高さ
賞味期限の長い日常よく使う食品類をまとめ買いして保管できることは非常に便利です。
カップラーメン・乾麺・レトルト食品・ペットボトルの水などですね!
まとめ買いの収納… これが一番の利点です。
キッチンまわりがスッキリ片付き家事効率があがる
パントリーに収納がまとまれば キッチンのスペースに余裕が出来ます。
余計な収納を増やすこともなく 家事動線はスッキリ 快適なものになることでしょう。
物を探すのが安易になる
キッチンまわりはごちゃごちゃしやすいスペースです。
どこに何を置いたのか 整頓されたパントリーがあれば 悩むことは皆無となります。
【 パントリーのデメリット 】
設置スペースの確保が困難なケースも多々ある
間取りプランの作成時に悩むことですが 意外とキッチンまわりにパントリーのスペースを確保することは難しい場合が多々あります。
無理やり設置すると 肝心なキッチンスペースが狭くなってしまい 逆に不便さを感じることになりかねません。
実際に入れるものが あまり無かった
多くの方が キッチンに付けるカップボードなどの オシャレな食器棚は非常に収納力があります。
無駄な食器など少ない家庭では カップボードに多くのものが納まりますので 結果的にパントリーは不要なスペースとなり カップラーメン専用の保管庫となってしまうケースもありますね(笑)
【 パントリー設置のポイント 】
パントリーは 何を入れて どのように使いたいのか 事前にきちっとイメージをすることが必要です!
せっかく作っても肝心なものが入らなかったなど 無駄な設置にならないよう考えておきましょう。
次に内部ですが 幅広く対応できるように 可動式の棚にしておきましょう。
応用が利くほうが 生活スタイルの変化などにも順応出来ますね…
パントリーの形状ですが 奥行が深いものなどでは 物の出し入れが困難なケースも考えられます。
プラン作成時から 使い勝手には気を付けて計画をしましょう。
配置場所もキッチンから遠いと使い勝手も悪くなります。また動線上への配置の際も 扉の開閉が邪魔にならないかどうかなど 最初にイメージしておくことが とても重要ですね (^^)/
【 その他 補足ポイント 】
当然のことながら パントリーは常温のものしか保存できません。
保管できるものも限られてきますので 何を入れるのかよく検討して下さい。
風通しがよく換気しやすい場所への設置もポイントです。
湿度対策が出来ない場所は 季節によっては カビ発生の原因 にもなってしまいます。
換気口や小さな窓 換気扇の設置など 工夫も必要ですね!
パントリーは まとめ買いをして買い物の手間を省きたい や キッチンまわりをすっきりさせたい そして何より整理整頓をして家事効率を上げたい など とても有効なスペースです。
断捨離などで 必要なものしか 極力置かない家庭には不要な場所かもしれません…
今一度 皆さんの生活スタイルをよく見直し 有効に間取りプラン作成時に 取り込み 失敗や後悔の無い家づくりに反映していただきたいなぁと思います。
引渡し後に定期メンテナンスなどで訪問すると せっかくのこだわりパントリーがカップラーメン専用 置き場 になっているケースも少なからず見受けられます(笑)
無駄なく 後悔しない 間取りプランの作成への参考になれば幸いですね (^^♪
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