一緒くたに フローリング といっても いろいろありますね (^^♪
最初に余談ですが…
この前 モデルハウスで お客様への説明中に 『 一緒くたに 』 と言ったら どこの方言ですか? 言われましたが…
ひとまとめ という意味ですよ (^^;
転勤族の私としては 標準語 という認識でおりますので あえて 使っちゃいました(笑)
それでは 本題に入ります…
フローリングは木質の床材で一般的に室内で多く取り入れられています。
側面をはめ込む形で施工するようになっていますね…
耐久年数は材質の種類にもよりますが だいたい 20~30年くらいは大丈夫ではないでしょうか。
もちろん 木が素材なので 年々 キズなど付きますし 水濡れや日焼けなどにより劣化してきますが 比較的長く使用することが出来ます。
畳やカーペットなどと違い 掃除も簡単でやりやすいので 今はほとんどの住宅で使われていると思います。
【 フローリングの材質と種類 】
※大きく分けて2つに分類されます…
◇ 単層フローリング(天然木材)
:無垢(むく)フローリング
◇ 複層フローリング(いわゆる合板)
:挽板(ひきいた)フローリング
:突板(つきいた)フローリング
:シートフローリング
【 それぞれの特徴 】
①無垢フローリング
天然木をそのまま使用した板材を加工して形成された床材
木の持つ自然な風合いや香りがあります。
そのままの素材色なので 経年変化を楽しめる 一番質感が高いフローリングです。
木の持つ暖かみを足裏から実感できることが魅力といえます…
( メリット )
季節や気候にあわせて木が呼吸するので 調湿効果や断熱効果が高く 快適に過ごせます。
( デメリット )
天然木の為 収縮や膨張から 反りや割れ 隙間の開きなどが発生します。
保護効果の為のオイル塗りなど 定期的なメンテナンスが必要とされますね…
②挽板フローリング
合板素材に 2~4mm 程の 無垢材を表面に接着した床材。見た目は無垢と遜色ありません…
メンテナンスは無垢に比べ 非常に少なく合理的です。
( メリット )
無垢の見た目 と 合板の 収縮や膨張などの少なさを併せた いいとこ取り が特徴です。
( デメリット )
その他の複層(合板)フローリングに比べ 価格が高い。また無垢と比較すると耐久性が少々劣ります…
③突板フローリング
合板素材に 0.3~1mm 程の 薄い木のシートを表層に接着した床材。
無垢や挽板ほどの 自然のままの状態とは違いますが 木の持つ風合いが生かされています。
( メリット )
自然の木目を使用しているが 価格が安く抑えられている。
着色などにより 色が豊富にあり 選択の幅が広い。
( デメリット )
表層が薄いので 表面に深いキズが付いたり剝がれたりすると補修が難しい…
④シートフローリング
合板素材に木目柄を印刷したシートを表層に接着した床材。
表面には天然木は使用されず 質感まで高い技術で木目を再現した製品です。
( メリット )
表面が印刷されたシートの為 種類が豊富で大理石のような石目調の製品も選ぶことが出来る。
水に強く お手入れしやすい。また 価格も一番安価となっている…
( デメリット )
経年劣化というより 使用期間が長くなると表面のシートの色あせなどが発生し ただ劣化する。
私の個人的見解としては…
無垢フローリング は天然木をそのまま使うので 経年の変化はクレームではなく 楽しむもの という認識を持ちましょう…
反ったり開いたりというのも味です。メンテナンスも楽しむ気持ちで臨める場合にはおすすめです!
間違った認識でクレームの連絡が来ること よくあるので そこは 解って頂きたいなと思いますよ…
変形などの心配は困る。メンテナンスもあまり頻繁には出来ない。だけど無垢の質感が好きだ!という方は 挽板フローリング がおすすめですね…
無垢や挽板は価格が高いので厳しい (>_<) だけど木質感は損ないたくない という方には 突板フローリング をおすすめしています。
価格を抑えたい or メンテナンスは苦手 お手入れや掃除が楽なのが一番重要視という方 や 人と違ったデザインの床にこだわりたいといった方 には シートフローリング を選んでもらっておりますよ。
施工のデザインも さまざま あります…
材質とともに デザインにも注目してみて下さいね…
ざっと こんな感じではありますが…
私が担当したお客様のなかで 一番多く選ばれているのは 意外かもしれませんが 実は シートフローリング なんですねぇ (^^)/
表面のシートの耐久性や印刷技術は 今や非常に高度でキャスター付き椅子などでもキズが付きにくい仕上がりになっていますし 個性ある斬新な柄 など おすすめですね!
床暖房対応 や ペット対応 など さまざまな用途も選択するポイントです…
質感や予算など いろいろな面から考慮して 悔いのない床選びをしましょう (^^)v
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