工事前に必要な準備… そして解体後にすべきこと !
家の建替えをするとき 必要となる解体工事はどのようにすればいいのでしょうか ?
意外とよくわからないって意見を聞きますね (^^;
今回はこのテーマで検証してみますよ…
【 解体をスタートする前の流れ 】
①見積もり取得 解体業者の選定
解体工事を依頼する際には 見積もりを取り寄せ 業者選定する必要があります。
複数業者から取得すると 安心ですね! 決して安ければいいという訳ではありません…
工事中は近隣などからのクレームもあるかもしれません。
やはり誠実で実績のある業者に依頼することがよいでしょう。
信頼できるということが一番大切ですね!
②仮住まいの選定
解体スタートから 住宅完成の間まで生活する仮住まいを選定します。
当てがある場合は問題ありませんが アパートや借家を短期で借りる場合は注意が必要です!
通常の賃貸契約は 2年契約などが一般的ですので 半年間程度で借りられるというのは イレギュラーなことかもしれません。
またペット可や駐車場の台数など 頭を悩ませるケースも多々ありますね…
早めから段取りを取るようにして 間際で困らないような対応が とても大切だと思います。
③建設リサイクル法の申請
解体工事は 都道府県知事への申請が必要です。スタートの 7日前 までの提出が原則となります。
通常は解体業者にお願いのが ほとんどかと思いますが 提出の義務は 依頼する お客様にあります!
違反すると罰金などもありますので 申請済みかどうかの確認はしておいたほうがよいでしょう…
④物件の調査確認
アスベスト等が含まれていないか?
前面道路を使用する際の道路使用許可申請がされているか?
こちらも併せて 解体業者に確認しておきましょう…
⑤近隣住民への挨拶回り
解体工事を実施すると 大きな音や揺れ 車両が歩行者の妨げ など 近隣の方々は かなりのストレスを感じることが考えられます。
必ず先行で挨拶回り を実施してください。出来れば 業者任せは避けましょう…(>_<)
業者任せでは 近隣の人々から なんで本人が来ないんだ? と陰口言われるかもしれません (>_<)
『 親しきなかにも礼儀あり 』 です。
挨拶の際は タオルなどの手土産を持参することをおすすめします!
高価なものを手土産にするのは極力避けましょう…
お返しせねば ⁉ と逆に悩みを提供することになっちゃいます。
タオルくらいが ちょうどいいですね (^^)/
⑥家の中の片付け
長年住んでいた家では 不用品の処理など かなりの時間を要します!
早めの時期から片付けに取り掛かりましょう。
せっかくの機会ですので 断捨離にチャレンジ といった気持ちが大切ですよ…
⑦電気・ガス・水道・電話 などの停止
ライフラインの停止手続きが必要です。
みなさん個人での契約ですので 解体業者に依頼するのではなく 自分自身での連絡手配が基本ですね!
個人信用情報の保護の概念から 自ら早めに動くよう段取りを進めてください…
間際では すぐに対応してもらえないことが多々ありますよ。
また 郵便物についても 仮住まいへの転送依頼を郵便局にてお手続きをしましょう。
新聞などを取っている場合でも同様ですね…
また 回覧板など支障を来す場合もありますので 自治会等への連絡もお忘れなく!
⑧解体後の建物滅失登記の実施
建物解体後 1ヶ月以内に法務局にて滅失登記を手続きすることが義務づけられています。
土地家屋調査士や建築業者などに依頼すれば対応してもらえますが みなさん個人で手続きをすることも可能ですので 時間的に余裕がある方は チャレンジしてみて下さい。意外と簡単ですよ…
費用は専門家に依頼すると 5万円位の手数料が必要ですが 自ら手続きをする場合は 書類代の 1,000円程に抑えることが出来ます!
建替えの際には 必ず必要となる解体工事です。
時間と手間とストレスが非常に重なると よく言われます。
ポイントは 早めの準備! これが一番大事ですね…
近隣対策は疎かにせず 業者任せにするのはとても危険です!
もしものクレームの際にも 解体業者と一緒に誠実に対処しましょう…
終わってしまえば 更地になるのは 一緒だと 安易に考えて ただ見積もりが安いだけの 解体業者を選ぶのは非常に危険です。
選ぶ際は やはり 地元での 安心と信頼と実績が ものを言います!
安いだけの業者はきっと 工事が終了しちゃえば関係ないや~ となることでしょう…
これからずっと この場所で生活していくのは みなさん なのですよ (^^;
一生懸命に 乗り切った先には 夢ある暮らしが待っています ‼
頑張りましょう (^^)v
コメント