住宅ローンの実行は建物完成後! それまでの支払いはどうするの?
一般的に土地購入や新築住宅を建てる際には 住宅ローンを申込みされると思います…
しかし ここで注意しなければならないことは 住宅ローンは完成した住宅を引き渡す際に (担保設定された後に) 融資が実行されるということです!
つまりは 家が完成するまではローンを組むことが出来ないということですね…
それでは 土地から購入する場合はどうするの?
建築業者の契約書には着手金と中間金を払うように書いてあるけど このお金はどうするの?
今 家賃を払っているので 別にお金を借りると支払いが被って生活が出来ないよ!
などなど… 困ったことだらけですね。
そんなみなさんへの 強い味方! つなぎ融資 について触れてみましょう。
【 つなぎ融資とは? 】
住宅ローンが実行される前に必要な資金を肩代わりしてくれる融資のことです。
その名の通り つないでくれるローン ですね!
住宅を建てるとき 建築業者へ の支払いとして 「 着工金 」や「 中間金 」 といった資金が必要です。
また土地探しから始める場合は 土地の購入費は先に必要となりますね…
【 ここからが流れ 】
まず最初に住宅ローンの申し込みが必要です。 ここで注意ですが すべての金融機関がつなぎ融資を使えるわけではありません。 事前の確認は必須です ‼
続いて本審査が通れば つなぎ融資の契約が出来ます。
事前審査 → 本審査 → つなぎ融資申し込み の順になります。
◆住宅ローンとセットです!
土地代金支払い 建築業者への着手金・中間金 などに充てますが その都度 そのタイミングに合わせて融資が実行され 支払いの手続きを済ませるようになります。
建物が完成し 設定登記を実施の後 住宅ローンが実行されますが その際につなぎ融資の清算をおこない このつなぎ融資は完済となります。
以降の返済は住宅ローンということになりますね (^^)/
【 利息の支払い方法 】
※金融機関によって異なりますので あらかじめ確認しておきましょう!
①つなぎ融資の借入時点で利息を全額 前払い
②つなぎ融資の利息のみ ローン実行前に毎月支払い
③住宅ローンの融資実行時に元金と利息をまとめて返済する
④住宅ローンの融資実行時に元金と利息をまとめて住宅ローンの融資額から相殺する
【 注意点として 】
利息の支払い方法・回数や上限額の制限・諸費用の発生 など金融機関によって異なります。
また利息についても同様に差があるケース また借入期間の支払い方法などによっても違ってきますので 必ず事前のチェックが必要ですよ!
つなぎ融資は資金繰りを支えてくれる心強い味方です…
住宅ローンを計画する際には 資金計画を明確にしておく必要があります。
つなぎ融資も当然 こちらに加えてきましょう。
長期間に渡っての つなぎ利息など 思っていた以上に諸経費が増える場合も考えられます。
前もって建築業者との相談ならびに金融機関への確認 必要な諸費用の組み入れなど あとで行き詰まることの無いように余裕をもった資金計画の作成をして ぜひとも住宅建築がスムーズに進めていけるよう頑張りましょう (^^♪
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