失敗しない家づくりのため 今のうちに知っておくこと…
新築住宅を購入したい! でも何から取り掛かればいいのかな…
最初はみんな こんな感じでしょうか。
誰でも最初はド素人なので 深刻に気にすることではないのですが せっかく意思が固まったら 事前に出来る事は何かって考えちゃいますよね…
今回は 最初に取り掛かる事と知っておいたらいいなぁ という事について検証してみましょう!

【 事前の情報収集 】
まず最初に取り掛かる事…
やはり情報収集が一番大事ですね! 情報収集といっても範囲が広すぎますが 今回は絞って考えていきます。
・土地探し (土地から検討の方はまずは物件探しからですね)
・建築業者探し (ハウスメーカー・工務店・設計事務所 など)
住宅は何千万もする高価な買い物です。情報収集は最初に取り掛かる重要な事案です!
なるべく多くの時間をかけてしっかり調べておきましょう。
最近ではこのblogに付いているような無料での土地探しや間取りプラン作成など外部に出向かなくても手軽に情報収集が出来るシステムも多々あります。
インターネット検索やインスタグラムなども併せて多くの時間をかけて予習することお薦めしますね(^^)/
また 併せて建築用語などもちょっとかじっておくといいかもしれません。
建築業者との打合せの際に話もしやすくなることでしょう。
浅く広くでOKですので 身につけておけば損はないですよ!
【 資金計画 】
事前の資金計画は非常に大切なポイントです。
住宅ローンは 35年返済が多くみられましたが 最近では 50年返済なんていうケースも増えてきました。
資金計画は浅はかに考えて進めてしまうと見通しが立たない状態に陥り 後に返済不能なんてことも考えられます。
生活費や教育費 車の購入や娯楽費用など 出来るだけ先を捉えて明確かつ収入に見合った計画を事前に練っておきましょう…

【 新築住宅の種類について 】
新築住宅といっても 主に次の4種類があります。
・注文住宅 ・建売住宅 ・規格型住宅 ・セミオーダー住宅
それぞれについての特徴や違いを比較してみましょう!
① 注文住宅
文字通り 間取りプランや仕様など すべて自由に決めてオーダー出来る住宅です。
一般的に新築住宅のイメージは注文住宅が真っ先に浮かびますよね…
希望を形にしていく為 時間もコストも比較的掛かってしまいます。
しかしながら自分のこだわりの家を作りたい方には最も適しておりお薦めです!
② 建売住宅
土地からの検討の際に多くの方が検討されるのが建売住宅です。
あらかじめ住宅を建ててから販売していますので注文住宅と比較すると割安感があるかと思います。
注文住宅を検討したいと思われている方は自分たちには関係ないジャンルと思われがちですが 実際に建っている家ですので 実は見学することは とても参考になります!
建売住宅の魅力は 事前に購入を検討している住宅そのものを見ることが出来る為 イメージと違ったという見解にはなりません。また出来上がっている住宅なので工期の心配も無くスグに住むことが出来るというメリットはいいですよね!
思い通りの間取りでなく自分たちが適応するしかない とか キッチンや浴室の色が気に入らないなど 妥協しなければならない点が出ることもあるのがデメリットかもしれませんね。
③ 規格型住宅
最近 ハウスメーカーでの扱いが増えてきた規格型住宅。間取りや窓の位置など基本的な変更が出来ませんが 床や壁 またキッチンや浴槽など いくつかのパターンの中から選択できることがメリットです。
間取りがあらかじめ決まってますので 注文住宅に比べ 安価であり工期も比較的短く設定されています。
最近では各社 スタイリッシュな外観や内装を駆使して 飛びつきやすい商品内容となっており人気も高く多く扱われる傾向にあります。
間取り変更が出来ない点など建売住宅に近く 注文住宅とは一線を引かれている点はしっかり押さえておきましょう…
④ セミオーダー住宅
セミオーダー住宅の特徴は構造や基本仕様はあらかじめ決まっておりますが 好みに応じて間取りプランの変更が出来ることが魅力です。
注文住宅のような完全フリープランではありませんので 対応してくれる建築業者と どの範囲までの自由度と仕様内容などを事前によく説明を受けることがポイントです。
規格型住宅と注文住宅の真ん中あたりの位置づけですが 各社 規約概念の違いから 曖昧な位置づけと思っておきましょう。
【 依頼業者の選択 】
先ほどは 新築住宅の種類に関して検証しましたが 次は依頼先です。
皆さんの住宅を依頼する先として主に 3パターンが考えられます。
個々にメリットとデメリットがありますので併せて考えてみましょう (^^)

① ハウスメーカーへの依頼
一般的に住宅を購入しようと考えた時 まず足を運んでみようかと思う場所が マイホームセンターなどの住宅展示場ではないでしょうか。
マイホームセンターにはハウスメーカーのモデルハウスがたくさん並んでいますね。
ハウスメーカーは全国展開しているケースが多いのでネームバリューは多大です。
< メリット >
ハウスメーカーのメリットは統一された基準の中で全国各地で展開されていますのでなんといっても安心感が大きいといえます。
工場生産の部分も多く現場では設置がメインの作業となるなど やはり工期が短い点も優れています。
また統一規格の良い点としてアフターメンテナンスの簡素化も優れていますね。
< デメリット >
広告費や人件費などの間接費がコストアップに反映されます。
マイホームセンターなどの展示場に要する費用についても住宅価格への反響は大きいですね。
コストダウンの流れから規格型住宅やセミオーダー住宅の占める割合が高くなっていますが 自由度が低くなる欠点もあります。自由度を上げる場合には その分 コストも掛かってしまいますので注意してくださいね…

② 工務店への依頼
工務店はハウスメーカーの下請けを主とする場合と自社で地域密着型として展開している場合があります。
今回は地域密独立型のケースで考えてみます…
< メリット >
工務店の住宅は規格化されていないケースが多くみられます。お客様の希望や要望に柔軟に対応した家づくりが可能ですね (^^)
ハウスメーカーと違い広告費や人件費などの間接費が低く住宅価格への反響は小さくなります。
コスト的には同じ注文住宅でも比較的安く抑えることが最大のメリットではないでしょうか…
< デメリット >
個々の工務店はさまざまな特色やこだわりがあります。業者によって施工の精度に差が出てしまう点には注意しておきましょう。
モデルハウス等が無い場合 実際に目で見てイメージを膨らませるといった事が出来ません。
完成後に想像と違った… ということにならないよう事前の打合せや施工した家の見学などを怠らないことも大切です。
その他 ハウスメーカーと違い材料の大量発注が出来ませんので材料費のコストダウンが厳しいですね。
少量で仕入れ単価を抑えることは出来ません。コストダウンをお願いするとグレードが下がってしまうケースなども考えられますので御見積りの内容については細かなチェックをお薦め致します!
③ いわゆる建築家への依頼
建築家(設計事務所など)に依頼して住宅を建てる方法もあります。
建築家が要望を聞きプランを設計し 建築家より紹介された工務店などに住宅を建ててもらうことが一連の流れです。
一般的には工務店の住宅見積りに建築家への報酬として企画設計費及び現場管理費等を加算して建築費用を算出します。
< メリット >
建築家はお客様の為に世界で1軒しかない住宅を徹底的に要望を聞き丁寧に時間をかけて設計してくれます。自由度の高いデザインの家を建てることが出来る点が一番の魅力ですね!
< デメリット >
建築家と言われる方は一般的にみて こだわりや価値観が強い人だと思います。
建築家の こだわりや価値観に打合せ内容が左右されるケースも多々みられ お客様の主張が押し切られてしまうことも考えられます。
やはり人と人との関係性が家づくりに影響されますので お互いの相性は非常に大事です!
また打合せを何度も繰り返すことにより 設計に時間が取られ 竣工までに比較的時間を要するといったことは承知しておく必要がありますね…

【 事前に検討しておきたいこと 】
新築住宅購入で一番大事なこと…
それは事前に予算を決めておくことだと常々 私は感じております。
年収や勤務年数、 今回の計画で用意できる自己資金、毎月の返済可能額 など これらを先行で捉えておくことが 失敗しない家づくりの 最大のポイントかと思います。
今の時代 建築業者に資金相談を持ち掛けなくても金融機関のHPにあるシュミレーションを使ったり アプリで審査してみたり 無料で資金計画を把握出来るサイトなど 多種にわたり自分自身で判断する材料は整っていますね (^^)
心配な方はファイナンシャルプランナー(FP)に相談されることをお薦めします。
家づくりはもちろんのこと 将来設計はどのようにしていくか など 把握しておくと鬼に金棒です!
新築住宅購入は人生最大の買い物です (^^)/
この大事な買い物を失敗しない為にも 事前の正しい知識と計画性は必要不可欠なことです…
後悔しない家づくり‼
入念に情報収集をして それを見極め 無理のない返済計画の中で 個性を活かした人生最大のイベントにするよう頑張っていきましょう ♫
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