鉄骨住宅を選ぶ ! メリット・デメリットについて

お手伝いアドバイス

鉄骨住宅を理解したうえでの選択は重要なことですね (^^)/

戸建て住宅を購入する際に 木造住宅か鉄骨住宅か 選択に悩むことは多々あると思います。
最近では 強度の強さやスタイリッシュな点などから 鉄骨住宅の需要も増えてきました!
今回は 前回の木造住宅に引き続き 鉄骨住宅の検証をしてみましょう (^^)v

【 鉄骨住宅の特徴 】

鉄骨住宅とは 柱や梁など建物の主要な材料として 鉄骨を使用している住宅のことを指します。
鉄骨のイメージとしては マンションやビルなど 大きな建物に使われる感がありますが 一戸建て住宅にも使用されていますね…
鉄骨は木造に比べ 強度が高く頑丈な点が人気です!
安全性や耐久年数 から 鉄骨住宅を選択するケースが多くみられます。
木造住宅が主流の中でも 鉄骨住宅の需要は年々増える傾向にあります (^^♪


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【 鉄骨住宅のメリット 】

昨今の鉄骨住宅の需要増加にはさまざまなメリットがあることが要因です!
検証してみましょう…

1. 耐震性に優れている
地震の多い我が日本では 住宅において最も重視される点は 耐震性ではないでしょうか。
鉄骨住宅を選ぶ最も多い理由として 木造住宅に比べ 耐震性が高いことがいえます!
鉄は しなることで地震のエネルギーを吸収する働きがあります。
木造住宅のように材質によって強度が異なることもないため 安定の耐震性を備えていることが最大のメリットとなりますね…

2. 間取りやデザイン性の自由度
木造住宅に比べ 強度が高いので 柱の本数も少なくて済みます。
また材料の採寸も作りやすいため デザイン性に長けた住宅を建てることが出来ますね!
広い空間や間取りの自由度の高さにおいては木造住宅と異なり様々な対応が可能であり 吹抜けのある 大きな空間や 大きな窓の設置 など開放感のあるプランが魅力だと思います…

3.  材料の品質の安定性
鉄骨住宅の材料や部品はすべて工場生産となります。したがって品質のばらつきなどが無く 安定供給されるというメリットがあります。
ちょっと前に起こったウッドショックのような木材の供給不足による不安定な状況など起こることが少ない点は見逃せません…

4. 耐久年数が長い
木造住宅の際にも触れましたが 木造住宅の法定耐久年数は22年ですが 鉄骨住宅は 軽量鉄骨で27年 重量鉄骨で34年と定められています。
賃貸住宅などの減価償却については有利な点かもしれませんね!

5. 火災保険が安い
鉄骨住宅は木造住宅に比べ 火災保険が安い点はメリットです。
保険料の算定で鉄骨の耐火性の高さは安心にもつながりますね!

【 鉄骨住宅のデメリット 】

メリットばかり記載しましたが 当然ですが デメリットもあります。
しっかり把握して検討することが大事です!

1. 建築コストが高い
木造住宅と比較すると鉄骨住宅は材料費が高額なため 建築コストが高く掛かります。
予算ありきで住宅を計画するなかで高額な価格は目を逸らすことが出来ない注意点ですね!

2. 重量が重い
木造住宅と比較した際に 重量が重い点は否めません。
地盤が緩い地域での建築において 地盤改良費と重量は深い関係にあります。
地盤改良費への反響や追加費用の発生など 重量からくる建築コストの増加は痛い出費となるかもしれません。

3. 通気性・断熱性が低い
木造住宅においての木材は通気性がよく 湿気を調整する働きがあります。
この点では鉄骨は通気性や断熱性が低く 室内環境を一定に保ちにくいというデメリットがありますね!
一種換気などの採用や冷暖房に頼る点として 木造住宅に劣るポイントかと思います…

4. リフォームが難しい
家族構成や生活スタイルの変化への対応力という点で リフォームや増改築が容易な木造住宅に比べ 鉄骨住宅では 構造自体を変えることが難しい 為 厳しい点は否めません。
間取り自体のこの先の変更などを考えると 建築前の設計段階から 将来を見据えたプランの検討は必須事項といえますね!


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【 鉄骨住宅の工法について 】

鉄骨住宅の建築工法には 主に 「 重量鉄骨造 」 と 「 軽量鉄骨造 」 の 2種類があります。

重量鉄骨造
厚さ6㎜以上の鉄骨を使用した建築物です。
柱と梁を接合させ一体化にする ラーメン工法 が主に用いられ 強度も増します。
柱も少なく済むので 間取りやデザイン性の高い住宅の施工が可能ですね!
耐火性や耐震性にも優れ優秀な反面 建築コストが高くつくデメリットもあります。
また重量も重くなるので 地盤が安定していない土地での施工は 高額な改良費や追加工事の発生に注意が必要となります…

軽量鉄骨造
厚さ6㎜以下の鉄骨を使用した建築物です。
木造住宅のように鉄骨で軸組をつくる点が重量鉄骨とは異なります。
注文住宅においては 軽量鉄骨造が主流ですね!
工場で加工した材料を事前にある程度 組み立ててから現場で搬入する プレハブ工法 を用いますので 大量生産や人件費削減及び工期短縮 などからコストを抑えることが出来ます。
重量鉄骨より薄い骨組みの為 耐火性が重量鉄骨に比べ 若干劣ることは否めません…


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【 鉄骨住宅を選ぶ方の特徴 】
私たち ハウスメーカーのモデルハウスに御来店されるお客様で 鉄骨住宅を希望される方の特徴は次の通りとなります。

① デザイン性に富んだ住宅を希望される
木造住宅では叶わない 広いリビングや吹抜けのある大空間を望む方には適していますね!

② 都市型住宅を希望される
住宅が密集している都市では 土地も狭く複層階での住宅が主流となります。部屋数を増やす場合 3階建てや4階建て住宅 などになってきますが 遮音性や防音性が求められる住宅では 鉄骨向きと言えますね!

③ 資産価値を落としたくない
鉄骨住宅の利点として 法定耐久年数が長いことが挙げられます。将来の売却を考えている方や賃貸住宅として減価償却の期間を長く設定したい方には 鉄骨住宅の購入をお薦めしますね!


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鉄骨住宅の最大のメリットは 木造住宅より強度が高く 耐震性能に優れている点です!
またデメリットの最たることは 建築コストが高くつくことでしょう…

前回投稿しました 木造住宅を選ぶ! との比較対象ということで 今回は 鉄骨住宅を選ぶ! という内容の検証をしてみました。
どちらの工法が優れているかなど 一長一短ありますので断定は出来ませんが 外観の見た目は同じような住宅でも躯体がまったく異なるなど 自動車などと比較してもあり得ないことではありますが 住宅とは不思議なものだと 今更ながら考えさせられます…

これから 戸建住宅を考えたいと思っている皆さんには いきなりモデルハウスに出向くのではなく このような 比較やメリット・デメリットをちょっとでも知ったうえで ハウスメーカー選びなどをしていくことをお薦めしますね!
結局 最終的には 1つに絞らなければならない 皆さんの新築住宅計画です。
後悔や失敗のない選択を迫られますが 本文が少しでも参考になれば嬉しい限りです (^^)/


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