窓に注目 ‼ 種類や位置 そして選び方 (^^)v

お手伝いアドバイス

窓の配置や大きさ 見た目や機能性 悩んでいる方 多いですね…

戸建て注文住宅を検討する際 窓について悩まれるケースが多々みられます。
窓の選択は 室内側からの印象だけでなく 外観デザインや通風など 住み心地にも影響を与える重要な要素です…
今回は この窓の種類や選び方 配置の注意点などについて 検証してみましょう!


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【 窓の種類】

サッシメーカーでは多種多様な商品ラインナップにより 多くの種類の窓が紹介されてます。
その中でも多く使われる窓について取り上げてみます。

① 引違い窓

引違い窓は 2枚のガラス窓をスライドして開閉する最も多く使われるタイプです。
特徴としては 開口部が広く 左右どちらからも開くことが出来ます。
出入り出来る 掃き出し窓 と 換気や再考目的の腰の高さに設置する 腰高窓 がありますね!
採光性や通風に優れる反面 気密性や断熱性は低くなります。
窓が大きい分 防犯対策や外からのプライバシー対策も必要になるかもしれません。

② 上げ下げ窓

上げ下げ窓は窓ガラスを上下に動かして開閉する窓です。
私がモデルハウスで説明する時に バスの窓みたいに上下で…  というと最近の年齢層の若いお客様は 今時のバスの窓は開きませんよ! と指摘され 恥ずかしい想いをするヤツですね (笑)
デザイン性で選ばれることが多く 外観や内観のアクセントになります。
注意点として 網戸での視界の見にくさと 掃除がやりにくい といった点は認識しておいたほうがいいですね!

③ 縦すべり・横すべり窓

縦すべり窓は 縦方向を軸として室外側に開きます。
せり出した窓が風を受け止める働きをするので 通風性能が高いのが利点です!
横すべり窓は 横方向を軸として室外側に開きます。
せり出した窓が庇の役割をするため 小雨程度なら窓を開けたまま換気が出来ます!
共に外側に押し出される窓のため 隣家が近いケースでは越境しないよう注意が必要です…

④ ルーバー窓

別名: ジャロジー窓とも呼びます。
ブラインドのような仕組みで 細長いガラス版を複数並べて 1つの窓にしてある構造です。
メリットとしては 通風が良い点 雨が入りにくい 外からの視線を妨げるなどですね!
デメリットは気密性が低いので 居室には向かないかと思います (^^;
トイレや浴室には向いていますが 清掃の手間など掛かるので理解が必要です…

⑤ FIX窓

別称: はめ殺し窓 とあまりよい表現ではありませんが (笑)
開閉できない固定(FIX)された窓です。
開閉できないので 落下防止や閉め忘れ防止になり 気密性にも長けていますね!
吹抜け部分などによく使いますが 窓を開けての掃除が出来ませんので 高所への採用の際には検討が必要かと思います。

⑥ 天窓

別名: トップライト とか ルーフ窓 とも呼びます。
天窓は屋根に取り付ける窓です。開閉出来るタイプやFIXのタイプもあります。
採光性に優れていてプライバシーを守りながら日光を取り入れることが出来ます。
メンテナンスがしにくく 雨漏りの原因になる恐れがある点がデメリットですね (>_<)
建築確認申請の際に 隣家が近く 採光計算が取れない居室などの対策にも多く使われます!


番外編

かつては出窓が非常に多くの住宅に採用されておりました。
しかし最近ではスタイリッシュな外観が好まれ 出窓を採用する家をあまり見かけなくなりましたね…
メーカーのサッシカタログからも記載が無くなってしまったことは ちょっと淋しさを感じます (-_-;)
また ルーバー窓も非常に見かけなくなってきました…
やはり気密性などが重視される現在の住宅には少々 不向きなのかもしれません…


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【 窓の選び方ポイント 】


1. 眺望を重視したい

眺望重視の際に採用する窓は大開口が可能な 引違い窓 そしてFIX窓 がおすすめです。
最近の傾向としては 高さが 2,500㎜ のハイサッシ などが好まれていますね!
床から天井まですべて窓なので開放感も抜群です(^^)/
またFIX窓を連窓にするのも効果的です…

2. プライバシー重視

プライバシーが気になる場合は コンパクトな窓がおすすめです。
縦・横すべり窓で採光と通気の確保をします。
またガラス自体を 透明から曇りガラスにすることも非常に有効な手段です!
曇りガラスは暗く感じるかもしれませんが 採光性は透明ガラスと同じなので劣ることは無いです…

3. 採光を重視したい

明るい部屋にするためには 引違い窓が有効です。眺望重視と同じ考え方になりますね!
大きい窓が取れないケースでは 天窓 や FIX窓で高所から日光を取り込む手段がおすすめです。
足元などを明るくしたい場合は FIX窓を下部に配置して地窓としての利用もいいですよ…

4. 通風を重視したい

通風にはFIX窓は使えません (T_T)
それ以外の窓でしたら風通しのよい状況を確保出来ますね…
各部屋には窓を2ヶ所以上設置して対角に配置するなど効果的に間取りの中で環境を整えましょう!


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【 重要視したいポイント 】


・大きな窓を設置すれば日差しは多く取り込めますが 隣家などと窓の位置が重なってしまうなど プライバシー的に問題が生じるケースが多々あります。
間取りプランを作成する際は 現地の周辺環境をよく観察することが重要ですね!

・窓を先行で間取りプランを考えると 家具の配置やテレビ位置 など支障をきたすことが多くみられます。
配置のシュミレーションと窓の位置は被らないよう事前によく考えてみましょう。
最近ではテレビも大型化しており窓が隠れてしまうこともあります。テレビの上部に高所用の横すべり窓(横幅が1,800㎜くらいで高さが300~500㎜位)のものを採用するとうまく納まります
ので参考にしてみてくださいね (^^)/

・西側などに大きな窓を付ける場合 西日がきつく後悔するケースがあります。
またテレビなどに直射日光があたると見づらいこと必至です…
大きな窓をつける優先順位は 南→東→西→北 の順が基本ですよ!

・現在の窓事情では 断熱性気密性 が非常に重要視されます。
窓ガラスは 複層ガラスLow₋E複層ガラス などが主流です。
サッシも 樹脂サッシアルミ樹脂複合サッシ などの採用も当たり前になってきています。
熱貫流率(熱の伝わりやすさの表記)の数値が低いものほど 断熱性が高くなります。
寒冷地の場合では 更にトリプルガラスや木製サッシなど有効なものの採用も求められます。


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快適な生活には採光を多く取り入れること そして 断熱や気密性を高く保持することは欠かせません。
今や 窓に求められている期待値は非常に高くなっています。
当然 住まわれている地域も選択の際には考慮する必要があります…
また性能のよいものは高額なコストも掛かることも大事な問題です。

窓を選ぶ 設置場所を考える デザイン性も考慮したい 

窓を考えること 悩みは尽きませんが これからの快適な生活に直視することです。
簡単に見逃さないで 今一度 窓選び 真剣に取り組むこと おすすめしますね (^^)/


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