和室って必要 ⁉ 畳コーナーってどうなの ?
従来 日本の住宅では 和室があるのが あたりまえ でした。
最近ではどうでしょうか ⁉
近所の寄り合いなど 自宅で行なうケースは非常に稀な時代となりました…
和室はあまり使用されず なかには 開かずの間になっていたり 物置代わり状態のお宅もあるかもしれませんね (^^;
最近の住宅では 和室でなくリビングの一角などに畳コーナーを設けることはよく見受けられます。
本来の畳の良さも薄れつつある昨今ですので 今回は和室について検証してみますね!
■メリットについて (^^)
【 和室をつくるメリット 】
1. 来客用としての用途
和室を客間として使うことは有効的です。
急な来客時など おもてなしをするスペースとして活用出来ます。また布団を敷けば 泊まることも出来ますので 柔軟に対応することが可能ですね (^^)/
2. リラックス スペース としての活用
畳の原料であるイグサはリラックス効果があるそうです。
独特の匂いがいいみたいですね!
またフローリングと違い 冷たくないのもいい感じ~
ゴロ寝で過ごすのには最適な空間といえますよ (^^)v
【 畳コーナーをつくるメリット 】
1. 段差利用で座れるスペース確保
一般的に人が座る際の着座位置は高さが40㎝位となります。
畳コーナーに床との段差を付ければちょうどいい腰掛スペースになりますね!
2. 小上がり利用の収納の確保
小上がりの畳コーナーでは 下部に収納スペースを設けることが出来ます。
生活用品などを納めるのに空間利用出来るメリットはありがたいですね…
■デメリットについて (>_<)
【 和室のデメリット 】
1. 普段 使わないと無駄なスペースとなる
来客用としてのメリットである反面… 普段は使わない無駄なスペースとなってしまうかもしれません。
単独の部屋としてでなく リビングと繋げて延長スペースのような使い方でないと開かずの間になる可能性大です…
2. 畳のメンテナンスが手間である
畳には溝や小さな隙間が非常に多いため カビやダニなどの発生しやすいリスクがあります。
また 傷も付きやすく 小さなお子様が祖父母などに乗り物のおもちゃなどを買ってもらうと プラスチックのタイヤなどで畳の表面がボロボロになってしまうケースも油断なりません。
他にも 飲み物などをこぼすと滲みになってしまうことも多々あり 日頃からのメンテナンスは必須で費用も考えておく必要がありますね…
【 畳コーナーのデメリット 】
1. 狭いスペースでは圧迫感がある
小上がりをスペースがあまり無い リビング内につくると 段差の関係で部屋が狭く見え 圧迫感を感じることがあります。
天井高や建具の高さ(ハイドアなどの採用)を工夫して軽減させることが必須ですね…
2. 小上がり段差が危ない
小さい子供やお年寄りなど 家の中の段差は危険極まりない可能性があります。
またフローリングと畳をフラットにしても 敷居などがあると つまずく 可能性もあります。
必要性と危険性については 家族内でよく検討しましょう!
畳のある生活について メリットとデメリット を抜粋してみました。
よく年配の方が住むので和室をつくって欲しいと言われることがありますが 実は年配者が畳に座るという行為は 結構 苦痛でキツイと感じているケースがよくみられます。
足腰に負担の掛からない椅子やソファー そして就寝の際はベットの利用 のほうが一般的であり 間違いなく有効です。
親や祖父母のための和室は 正直 あまりお勧め致しませんね…
畳の部屋が減ってきた原因に 自宅 での地域の寄合い や 法事などが無くなってきたこともあります。
生活スタイルも人それぞれではありますが 用途・必要性・利便性 など ポイントを抑えて 検討することが大事ですね…
間取りプランを検討の際は 畳についての あり方 を今一度 よく考えてみましょう (^^)/
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