スタンダードになったオール電化住宅… はたして本当に良いのかな?
今や カーボンニュートラルへの時代の変化から ZEH住宅への取り組みが スタンダード基準に なりつつあります。
環境意識への高まりによって オール電化住宅も またさらに増加の傾向にありますね …
電気のみを使用し ガス料金が掛からない オール電化住宅 !
光熱費の節約や安全面 などから 検討を考えている方も多々おられます。
今回は改めて オール電化住宅の メリット・デメリットについて検証してみましょう (^^)/
< オール電化住宅とは… >
家庭内で使用するエネルギー源を電力で まかなっている住宅のことを指します。
調理や給湯 空調などにガスを使わず 電気のみです。
主に 下記のような電化製品が使われます…
【 エコキュート 】
エコキュートは登録された商品名ですので 正式には 『 自然冷媒ヒートポンプ式給湯器 』 となります。
割安な深夜電気でお湯を沸かし 日中に使うお湯として溜めておく機械ですね。
ガスに比べて給湯に掛かる費用が安く済み ランニングコストがお得な給湯器といえます (^^)
【 IHクッキングヒーター 】
ガスコンロの代わりが IHクッキングヒーター (電磁調理器)となります。
ガスコンロとは違い 火を使わず安全なため 子供やお年寄りのいる家庭に 特に 重宝されます。
天板をサッと拭くだけの掃除と 炎が出ないので 上昇気流の影響での 蒸気や油煙が 上がらず 換気扇が汚れにくいなどの利点もありますね…
では ここから メリットとデメリットの検証をしていきましょう (^^)v
≪ メリット ≫
①光熱費の一本化
オール電化は光熱費が電気のみですので ガス契約が不要です。よって ガスの基本料金も払わないため 光熱費の節約となります。また深夜電気を使う分もあわせて節約になりますね!
②火を使わないので安全
ガスを 使わず 炎が出ませんので 火災やガス漏れ 一酸化炭素中毒などの心配がありません。
※ただしIHクッキングヒーターの使い方を誤ると電気火災になる恐れはあります…
③エコキュート内の水の利用
停電時や災害時に断水した場合 エコキュートタンク内の水は利用することが出来ます。(飲料は不可です!)
いざ という時の 生活用水貯蔵庫 みたいなもんですね!
④災害時の復旧の早さ
地震や台風などの自然災害時 電気は ガスや水道に比べ ライフラインの復旧が早いと言われております。
≪ デメリット ≫
①昼間の電気料金が高い
オール電化住宅では 割安な深夜電力を利用する プラン が ほとんどですので 夜間の電気料金が安く設定されている分 昼間の電気料金が割高となります…
日中 自宅にいるケースが多い家庭では 注意が必要ですね (^^;
②設置コストが高い
エコキュート や IHクッキングヒーター はガス器具に比べて コストが高い点がデメリットです。
設置の工事費用も割高となりますね…
また 忘れてはならないのは 保証期間が過ぎたあとの 故障や交換の費用も 高額となりますので 最初によく考えておきましょう。
③エコキュートの設置場所と音の対策
ガス給湯器と違い お湯を溜めておくため タンクが大きく 場所も取ります。
敷地に設置スペースの確保が必要となりますので プラン作成時には 必ず ご確認くださいね!
また 騒音トラブルも起きる可能性があります。
決して うるさい わけではありませんが 感じ方には個人差もあります。
隣家との距離が近い場合や年配者の寝室の近くなど 配慮が必要かもしれませんよ…
オール電化住宅は 基本的には停電時には 機能停止となります。
災害時の対策として カセットコンロなどの常備もおすすめですね ~ (^^♪
また 太陽光発電や蓄電池との組み合わせで デメリットな点もかなりカバーすることが可能です。
カーボンニュートラルな時代の家づくりが 今後のスタンダード基準です!
健康に配慮した取り組みの中でのオール電化住宅の採用で スマート かつ 快適 な これからの生活を みなさんも 考えてみませんか ‼
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