注文住宅の外壁材! 基礎知識を学ぼう (^^)v

お手伝いアドバイス

さまざまな種類の外壁材があるので 迷ってしまいますね ⁉

注文住宅の外壁は 家の印象を大きく左右する要素のひとつです!
仕様打合せの中で一番迷うことが多いのが外壁材ですね…
選ぶ要因として 耐久性・メンテナンス・デザイン性が重要視されます (^^)/
個性や機能性を活かし 理想のマイホームの為に 基礎知識について検証してみましょう!


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【 外壁材の役割について 】

外壁材の主な役割として 家の構造体(骨組などの躯体)を雨風や紫外線から守ることが挙げられます。

1. 高い耐久性: 台風などの災害から雨漏りなどを防ぎ 長い期間 家を守る。
2. 断熱性の向上: 夏涼しく冬暖かい住環境を保つ。
3. デザイン性: 外壁ひとつで家のイメージは変わります。個性はさることながら 街並みと調和も重要です。


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【 注文住宅で使われる外壁材の種類 】

① 窯業(ようぎょう)系サイディング

セメントと繊維を主原料として板状に加工した外壁材で一般的に最も使用されているサイディング

メリット:
工場生産で品質が安定している。デザインが幅広く色柄が豊富で価格もお手頃
デメリット:
継ぎ目のコーキング材のメンテナンスや修繕が必要などランニングコストが掛かりやすい傾向にあります。

② 金属系サイディング

金属を板状に加工して断熱材で裏打ちした外壁材。ガルバリウム鋼板の他 溶融亜鉛メッキ鋼板やアルミニウム合金・ステンレス鋼板などがあります。

メリット:
軽量で丈夫かつ 防水機能に優れているので自然災害などに強い
デメリット:
コストが比較的高め 衝撃でキズや凹みがつきやすい。メンテナンスも窯業系と同じレベルで必要となります。またデザイン性は低く好みに合わせにくいかもしれません。

③木質系サイディング

天然木や木材チップを使用した外壁材

メリット:
温かみや風合いを活かしたデザインで高級感があります。
デメリット:
価格や施工費が高く 限られた技術力や施工実績のある施工会社でないと厳しい。 またこまめな再塗装も必要な為 メンテナンスの費用が多く掛かります。

④ 樹脂系サイディング

塩化ビニールなどの樹脂を原料とした外壁材

メリット:
非常に軽量で高い耐久性を備えており 酸性雨や塩害・冷害などに強くひび割れしにくい。
再塗装などが不要でメンテナンス性に優れています。
デメリット:
デザイン性やカラーバリエーションに乏しい。また耐火性能に劣り紫外線に弱いといった欠点もあります。


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⑤ ALC外壁

軽量気泡コンクリートを板状にした外壁材 セメントや石灰 珪石などが原料に使われています。

メリット:
軽くて厚みがあり断熱性や耐火性に優れています。
デメリット:
水が浸透しやすく防水性が低め。防水塗装やパネルの継ぎ目が老朽化すると雨漏りの原因になる場合もあります。

⑥ モルタル


セメント・砂・水を混ぜ合わせてつくる外壁材

メリット:
熟練の職人による手作業で仕上げる為 独特の味わいや質感がある。また つなぎ目がないので さまざまな形状の外壁に施工できデザインの自由度の高さも魅力です。
デメリット:
モルタルには収縮性が無いので地震や経年劣化によってひび割れが入ることがあります。また施工に高度な技術が必要とされますので工期や費用が掛かります。

⑦ タイル

土や粘土を高温で焼き固めた外壁材。いわゆるタイル (^^;

メリット:
耐久性が高い・維持管理が容易・カラーや質感もさまざま有り綺麗な状態を維持しやすい
デメリット:
初期費用が高額になる。目地や継ぎ目のシーリング材は劣化するのでメンテナンスが必要

⑧ 漆喰(しっくい)

消石灰(水酸化カルシウム)が原料。主に室内の壁や天井に使われるが外壁材としても使用する。

メリット:
質感と自然な風合いが好まれます。顔料を混ぜ いろいろな色が設定できる。
職人が手作業で塗るので自由なデザインを表現できる。
デメリット:
水に弱いため 防水処理が必要となる。また経年劣化で剥離やひび割れも発生することがあります。
工期や費用も掛かり 定期的なメンテナンスも必須となります。

⑨ レンガ

粘土を主原料として高温で焼き固めた建築材料

メリット:
紫外線や雨風でも劣化しにくい為 長い期間 綺麗な外観を維持することが出来る。また断熱性や耐火性などの機能面において優れている。
デメリット:
施工に高度な技術を要し工期や費用が掛かりやすい。施工対応出来る会社などが限られている。


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【 注文住宅における外壁選び BEST.3 】

主に注文住宅で使用される外壁材は次の3つになります。
耐用年数やコスト そしてメンテナンス周期も参考にしてみて下さい。

1.窯業系サイディング
耐用年数: 25~40年程度
1㎡あたりの目安単価: 3,000~5,000円
メンテナンス周期: 7~10年

2.金属系サイディング
耐用年数:30~40年程度
1㎡あたりの目安単価: 4,000~6,000円
メンテナンス周期: 10~15年

3.モルタル
耐用年数: 30年程度
1㎡あたりの目安単価: 5,000~7,000円
メンテナンス周期: 5~10年


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【 注文住宅における外壁デザイン選択

外壁を選ぶ際のポイントは 機能面では耐用年数とメンテナンス周期 予算的には ㎡単価での比較が基準になるかと思いますが やはり家の外観を左右するデザイン性も非常に大事な要素ではないでしょうか ⁉
注文住宅でのポイントをまとめてみましたので参照下さい。

1. 統一感を出す

まずは住宅全体のテイストを決めることが大事です。
ナチュラル風・和モダン・北欧風・カフェテイスト調などお気に入りの方向性を定めましょう。
方向性が定まれば それに沿った外壁選びがスタートですね!

2. 外構(エクステリア)との調和

家は外構も含め統一感があったほうが見栄えがよいですね…
外壁を選ぶ際も外構工事も含めたデザインとの統一性を考えて選択することをお薦めします!
新築での住宅の際は門柱やフェンス 植栽や外部照明など 先行でエクステリアの御見積りを取る事も大事ですよ。

3. 色の選択

一番多く選ばれている窯業系サイディングなどは 様々なデザインや色柄の製品が多彩に用意されています。
思わず迷ってしまうことでしょう。ついつい あれもこれも使いたくなってしまいますね。
たくさんの色を使いすぎると統一感を損ない雑で落ち着きのない外観になってしまいます。
多くても3色以内でおさめシンプルで飽きのこない配色でまとめることが大事です。
また経年劣化も考慮することも忘れずに…
紫外線や雨風などで色や印象が変わる場合もありますので派手なカラーは御注意くださいね (^^)


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今回は注文住宅の外壁について検証してみました。
外壁材選びは 見た目や 初期費用に走りがちです。しかしながら機能面や耐久性 メンテナンスの手間などを考慮する必要があります。
重要視するポイントを絞り あとで後悔の無いよう 素敵な注文住宅の実現に向けて頑張って下さいね (^^)/



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