木造住宅を選ぶ ! メリット・デメリットについて

お手伝いアドバイス

木造住宅を理解したうえでの選択は重要なことですね (^^)/

日本の戸建て住宅市場では 主に 木造住宅鉄骨住宅鉄筋コンクリート造り の3種類の中から工法を選択することになります…
古くから木造住宅を選択する方が多いのですが 今一度 木造住宅のメリットとデメリットについて おさらいしてみることが 失敗しない家づくりとして大切ですね!
今回は木造住宅の検証をしてみましょう (^^)v

【 木造住宅の特徴 】

木造住宅とは 柱や梁など建物の主要な材料として 木材を使用している住宅のことを指します。
木材は古くから 季節によって気温や湿度が変化する日本の風土に適した材質です。
調湿性や通気性に優れている点がポイントですね…
リフォームなどもしやすいことから 家族構成や生活スタイルの変化の中でも対応しやすい利点 も特徴です。
木造の建築技術には長い歴史があります。神社仏閣など 古くからの木造建築には類まれな技術が用いられていますね。
また日本の国土面積の約70%弱は森林が占めています。
昔から木材は豊富にありましたので 木造住宅が主体になるのは必然的なことでしょう。
一戸建て住宅の木造住宅が占める割合も90%近くになっているのが現状です…


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【 木造住宅のメリット 】

日本の建築の主流になっている点では多くのメリットがあることが要因です!
検証してみましょう…

  1.  建築費用を安く抑えることが出来る
    鉄骨住宅や鉄筋コンクリート造りと比較して 建築費用を抑えることが出来ます。
    また構造体自体も軽いため 基礎工事などにかかる工期の短縮も出来ます。


  2.  通気性・調湿性に優れている
    木材には 調湿効果があ り湿気が多いときは空気中の湿気を吸収し 乾燥しているときには湿気を放出する性質があります。
    室内の湿度が高まると結露やカビの原因に繋がりますので通気性の優れた木造住宅ではカビやダニの発生を防ぐ効果がありますね!
    四季のある日本の風土には適した材質である点は見逃せないメリットです。


  3.  材質自体の断熱性から快適に過ごしやすい
    木造住宅の躯体でもある木材は材料自体に断熱性があります。
    寒暖差のある日本の気候には室温が保たれやすいという点で快適に過ごしやすい構造ですね。
    木材の熱伝導率は鉄骨やコンクリートに比べ低いという利点から 夏は涼しく冬は暖かく 冷暖房費の節約にも繋がります。


  4.  耐火性に優れている
    木材は燃えやすいというイメージがあるかもしれませんが 実は厚みのある柱などの躯体は 耐火性に優れています。
    表面は酸化しますが 内部まで燃えるには時間が掛かる点にも注目です。
    火災が起きても倒壊までの時間が掛かりますので避難する時間も確保出来そうですね…


  5.  家族構成や生活スタイルの変化への対応力
    木造住宅はリフォームや増改築の設計の自由度が高いのが強みです。将来 家族構成が変化したり 生活スタイルが様変わりしても対応しやすいことは見逃せません!
    また 建替えの際も解体費用が鉄骨やコンクリート造りに比べ労力や費用を抑えられます。


  6.  心地よさや木の ぬくもり
    木材は自然素材であることから 心地よさや木のぬくもり が感じられ 落ち着いた空間が実現出来ます。日本人には馴染みが深い親しみを感じる家が出来ますね!

【 木造住宅のデメリット 】

メリットばかり記載しましたが 当然ですが デメリットもあります。
しっかり把握して検討することが大事です!

1. 耐久年数が短い
建物には材質ごとに法廷耐久年数が定められています。一概に建物の寿命は等しいと限りませんが賃貸住宅など減価償却の期間や計算方法に影響しますので 参考にしてみて下さい。
・一般住宅の耐久年数
鉄筋コンクリート造り: 47年
鉄骨住宅(軽量プレハブ:27年  重量鉄骨:34年)
木造住宅: 22年

2. 耐震性が劣る
木造住宅は鉄骨住宅より耐震性が低い点が挙げられます。
建築基準法上では材質や構造に関係なく大規模地震でも倒壊しない建造物が義務づけられていますので木造住宅でも十分な耐震性は備えています。
ただ鉄骨は木材に比べて強度が強く曲がりにくいという性質があります。倒壊や損傷のリスクは鉄骨住宅に比べると低い点は否めません…

3. 防音性が低い
木材は性質上 音を通しやすいという特徴があります。木造住宅のデメリットとして一番感じられるのはこの 防音性の低さ だと 私は思います。
上下階の足音や物音に関しては 木工住宅では非常に伝わりやすい感は否定出来ません。
二世帯住宅など間取りの配置で特に気を使う際には このデメリットはしっかり受け止める必要がありますね!


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【 木造住宅の工法について 】

木造住宅の建築工法には 主に 「 木造在来工法 」 と 「 2×4 ツーバイフォー 」 の2種類があります。

木造軸組工法
古くからの日本の住宅建築に採用されている工法で 柱と梁を組み合わせて枠組みをつくり 壁や床を取り付けていきます。
住宅メーカーから工務店 個人の大工さんまで 施工業者を選択できますね!
壁でなく軸で支える工法なので 間取りが多様に対応できるメリットがあります。


2×4 ツーバイフォー
アメリカから伝わった工法で枠組み工法とも言います。
2インチ×4インチの構造体を主として床や壁などの面で建物を支えます。
耐震性が高いこと や 木材や設計がマニュアル化されていて工期が短い点がメリットです。
ただ グリットや上下階の壁の配置などの制約から 間取りの自由度が低い点がデメリットといえます…
音の響き具合も若干 他の工法より気になる点にも注意が必要ですね。

【 木造住宅を選ぶ際の注意点 】
総括すると 下記の3点について しっかり認識をして 木造住宅を選ぶことが大事です!
① 耐震性
②耐火性能
③防音性


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木造住宅は日本の風土や気候に適した長い歴史のある非常に優れた住宅です。
実際 一般住宅の着工件数の9割を占めているのが現状です。
ただし メリットとデメリットについて しっかり把握したうえでの選択は必須となります。
失敗しない あとで後悔しない 家づくりにおいては 長く快適に住むということに重点を置き 将来の先々の展望も含めてマイホーム新築を考えて頂きたいと常に思っております。
ただ予算内に納めたいので 木造住宅を選ぶ というのではなく 間違った選択をしないためにも 今回 長々と綴った上記の内容を今一度 見直して 住宅選びのポイントのひとつとして捉えて頂けると幸いですね (^^)/


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