家相と風水って ⁉ 違い わかるかな…

間取りプラン作成の際に気にされる方意外と多いんですねぇ！

モデルハウスで接客しているとお客様から家相ってどうなの？とか風水を考慮してプラン作ってね！とか多くの声を聞きます…
皆さん同じように思われがちですが実際 家相と風水って違うもん なんですよねぇ (^^;

今回は家相と風水について検証してみましょう！

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【家相と風水の根源】

まず風水は中国で誕生したものです。そして様々な文化と同様に日本に入ってきました。
日本独自の気候風土や生活体験などの特徴をこの風水に加えアレンジした考え方…
これが家相と呼ばれているようですね (^^)
家相と風水の根源はこんな感じでしょうか…

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【家相とは】

家相は風水を日本独自の考え方で発達させたものです。
日本の家相で重視されるものは 九星気学
九星気学は方位や運勢をみるものです。　主に九星と干支と五行から形成されます。
ちなみに九星とは一白水星とか五黄土星とかいうヤツです… （ヤツなんていうと失礼ですが）
五行とは木・火・土・金・水の5つ元素から万物は成り立つという考えだそうです。
干支はわかりますよね (笑)
家相とは家と生活に関する統計学です (^^)

【風水とは】

風水は約4,000年前の中国で誕生した一種の環境学です。
風水で重視されるのは気の力…
「気」　を生活に取り入れ「気」の流れを改善することで運気のアップを目指す考え方ですね！
どちらかといえば風水は土地の良し悪しを判断するのに使われています。

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【家相と風水の共通点】

共通点としてはどちらも中国が発祥です。また方角が重要視されるという点も同じですね…
家相でも風水でも方位によって吉と凶が存在しています。
この吉と凶に合った場所と配置（どう判断するかは違いますが）を考えることが基本的な共通点でしょうか。

【家相と風水の相違点】

先ほど方角が重要視される点は同じだと述べましたが方位の吉凶をどのように判断するか？という点では違いがあります。

家相：　吉凶の方位は固定されていてどのような人が暮らしても家の吉凶は同じ場所です。
東・南・東南・北西が吉方向　　
北東・南西が凶方向　玄関や水廻りを避けることが重要とされる。

風水：　住む人によって吉方向や凶方向が変わります。
生年月日からその人の性質を判断
建物の構造や向きなども考慮される。

【家の間取りプランへの反映】

家相と風水は考え方に相違はありますが住宅の間取りプランを作成する際には下記のようなことに気を配ることをおお薦めしますね！

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■家相的発想

北東を鬼門南西を裏鬼門と呼びます。
悪い運気が入ってくると言われ玄関やトイレ・キッチンなどの配置は避ける…
根拠は北東は日が当たらず温度が低くジメジメしている。南西は西日が強く高温になり物が腐りやすいといった感じです。
家の構造として間取り的に一部が凹んでいたり飛び出していることがあると思います。家相ではこの凹みは欠け 飛び出しは張りと呼びます。
欠けも張りも家相では凶の作用と言われますね。

また家相のポイントして…
東は物事の発展や商売繁盛・西は経済的な問題や金運・南は出世運や社会的成功・北は夫婦関係 と言われていますので参考にしていただければと思います。

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■風水的発想

風水には家相のような鬼門・裏鬼門の考え方はありません。
家を建つにあたり年回りや家の方角また住まれる方の生年月日によって吉凶が異なります。
家相での凶と言われる欠けや張りもその場所を上手く使うことで災いなどの問題は起こらないとされ逆にわざと欠けや張りを設けて悪い作用の予防に用いることもあります。

家相とは異なり 寝室は恋愛運・リビングは家族運などそれぞれの部屋には司る運勢がある とされてますね！

また風水では吉方向や凶方向を探すときに羅盤といった独自の道具を使用されます。
風水羅盤といわれ一般に販売されているものからプロの風水師が使うものまでさまざまな種類もあります。
見方や考え方などは奥がとても深すぎてここでは割愛させて頂きます…
興味のある方はぜひ検索してみてくださいね (^^;

このように家相と風水といっても共通点も相違点もありますので住宅の間取りプランにすべてを反映することはとても難しいことです…
考え方に違いがあるのでどちらからもよい間取りの家をつくることは至難の業でしょう。
実際に住まれるみなさんが納得される間取りプランを作成することが最も先決ですがこのような家相や風水をちょっとかじってみて出来る範囲で取入れてみることは後で後悔しないためにはよい考え方なんでしょうね (^^)/

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