皆さんは 耐震・制震・免震 の違いが わかりますか (^^;
日本は地震大国であり 小さく感じない程度のものも含めるとほぼ毎日 どこかしらで地震が起こっているのが現状です (>_<)
私達 ハウスメーカーのパンフレットには必ず地震に対する安全面がアピールされています。
但し よく見ると 内容は各社 異なります。
主な地震対策としては 耐震・制震・免震 の3つがあげられますが 違いが わかりますか?
ほとんどの方は似たようなものとの捉え方でしょう…
今回は 地震対策としての 耐震・制震・免震 それぞれの特徴や技術の違いについて検証してみますね (^^)/

1. 耐震技術
耐震技術は最も一般的な地震対策です
建物自体の強度を向上させることで 地震の揺れに耐える能力 を高めます
〈特徴〉
・建物の壁に耐震壁を設け 地震による倒壊を防ぐ
・筋交いや耐力面材などが入った耐力壁で揺れに対しての対抗処置をする
・使用する部材の強度や数量増しなどで建物を固める
【メリット】
比較的に低コストで地震対策が可能になる
一般的な工法のため 多くの住宅で採用されデータを取り易い
【デメリット】
複層階の上段にいくほど揺れが大きくなる
繰り返し襲ってくる地震に対してはダメージが蓄積し倒壊のリスクが高くなる
2. 制震技術
制震技術は地震のエネルギーを吸収し 建物の揺れを抑制する 方法です
〈特徴〉
・ダンパーなどの制震装置を設置し建物に伝わる地震の揺れを吸収
・建物の揺れ幅を小さくし 本体へのダメージを軽減
・地震のエネルギーを熱エネルギーに変換して消費
【メリット】
耐震構造より地震の揺れに強い
繰り返しの地震に強く地震後のメンテナンスも不要
【デメリット】
耐震構造に比べコストが高い
地盤の影響を受けやすい
3. 免震技術
免震技術は地盤と建物を切り離すため 地震時の揺れを建物に直接伝えにくくする 方法です。
〈特徴〉
・地面と建物を切り離すので 地震の揺れを建物に伝えにくい
・基礎と建物の間にローラーなどの免震装置を設ける
【メリット】
地震の揺れを構造体が受けないため 被害を最小限で抑えられる
構造体の損傷が少なく済み 以後のダメージも低くなる
【デメリット】
コストが非常に高くつく
免震装置の定期的なメンテナンスが必要となる
台風や津波など他の自然災害には弱い
縦方向に揺れる地震に対しては効果が限定されてしまう

当然のことながら上記のようにそれぞれにメリットとデメリットが共存します。
簡単にまとめると違いはこんな感じでしょうか…
耐震技術:建物自体を強くする(揺れに耐える)
制震技術:揺れを吸収する
免震技術:揺れを伝えない

これらを単独で検討するのではなく組み合わせて考えていけば とても効果的な地震対策が可能です。
適切な地震対策として次のポイントを考慮することが重要かと思います (^^)/
・建物の用途と構造
・建設地の地盤条件
・想定される地震の規模や頻度
・対策として掛けられる予算

地震大国の我が日本では建物の安全性を確保することは重要といえます。
ハウスメーカーのパンフレットに記載されている内容を今一度見直してみましょう…
地震対策は万全だと説明されても 各社それぞれ着眼点は違っていますね!
これから新築住宅を考える皆様…
耐震構造・制震構造・免震構造 全部同じではありません。
この機会にぜひとも注目してみて下さいね (^^♪



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