団体信用生命保険とは ⁉ 生命保険との違いは…

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団信と呼ばれる団体信用生命保険について 検証してみましょう!

住宅ローンを利用する際には 一般的に 団体信用生命保険(団信)への加入が求められます。
借入をする際の条件となっているケースがほとんどですね…
団信と一般の生命保険とは内容的には異なっています。

今回は この 団体信用生命保険(団信)について検証してみましょう…


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【 団体信用生命保険とは 】

団体信用生命保険【 以下 団信とする 】とは 住宅ローンの契約者が 死亡したり 高度障害を負ったりした際に保障を受けることが出来る保険です。
もしも 住宅ローンの契約者が働いて収入を得られる状況でなくなってしまうと ローンの返済をしていくのは困難になりますね。
そのために 金融機関は 借入をする際に 契約者を被保険者として 団信への加入を執り行います。
団信が適用される条件は疾病付なども含め 個々の契約によって異なります。
死亡や高度障害など ローンの残債を保険金でまかなう仕組みが団信の主な内容です。


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【 団信と一般的な生命保険との違い 】


団信は一般的な生命保険とは異なり 住宅ローンに特化した保険 です。
通常の生命保険では 契約者が保険金額や保障期間 保険料の設定や受取人などを決めることが出来ます。
しかし 団信では これらの内容はすべて住宅ローンに沿った形で決まってしまいますね!
従って 保障期間は住宅ローンの契約期間となり また 保険金額は同じく住宅ローンの残債金額となります。
保険金の受取人は金融機関 となり もしもの際は 残債を保険金でまかないます。
保険料は契約をする金融機関が支払うのですが 実質的には住宅ローンの金利に上乗せされており 契約者がローンの返済の中で負担しているのと同じことでしょう…
団信は金融機関が保険料を支払っている為 生命保険料控除は適用外 となるのでお間違えなく!


【 団信適用時の住宅ローン残債の完済について 】


もしも 契約者が死亡や高度障害を負った時 本人ではなく家族でも手続きが可能ですので 金融機関に申請をすることで住宅ローンを完済することが出来ます。
金融機関に申請に必要な書類を取り寄せてもらい 書類の記入及び必要な添付処理を整えることで 金融機関は保険会社に審査を依頼します。
審査の承認がおりた時点で住宅ローンは完済されるという流れです…
ちなみに事故日より審査が完了するまでの間 返済はまだ続きますが 承認後は事故日に遡って対応する為 払い過ぎた分は返金を受けることが出来ますよ!


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【 団信のメリット 】


団信の最大のメリットは 契約者が万が一の際 遺族の負担を無くすことが出来る ことです。
団信に加入していれば 住宅ローンの残債が補償されますので 残された家族も安心ですね!
また疾病対応での加入などの場合 癌や生活習慣病などもカバーされるため 一般の生命保険のような補償も受けることが出来ます。
死亡や高度障害まではいかずとも 長期入院や自宅療養などで収入や返済に支障をきたす場合など このようなオプションに加入していれば 非常に心強いかぎりですね!


【 団信のデメリット 】


団信のデメリットは 一般的な生命保険と違い 保障内容の選択幅が狭い ことです…
疾病対応でカバーできる範囲を広げることは可能ではありますが その分 住宅ローンの金利負担が増加していきます。
毎月の返済額を考慮していくこと と 保障内容のバランスについて考慮は必須ですね。
また 保障内容に満足が出来ないケースなどの際 結果的に一般の生命保険と併せて加入する場合も考えられ 保険料の負担もかさんでしまいます(泣)
また 御夫婦共働きや親子で一緒にローンを組んだ際 どちらか一方に死亡や高度障害があったとしても全額が保険対象にはなりません。
それぞれに割り付けられた分のみ残債が保障されるので注意が必要ですね。


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【 団信の注意点 】


団信には一般の生命保険と同様に免責事項があります。
免責事項に該当している場合 死亡や高度障害でも住宅ローンの残債補償がされないこともあります。
団信の契約約款に記載されていますので 金融機関での申込みの際は 必ず融資担当者から説明を受ける ようにしてください。
また団信を申込む際の告知義務ですが 自己申告での記載の際に虚偽の報告がなされることは あってはなりません。
病歴や健康状態で嘘の告知をした場合 は 保険金が受け取れなくなります。
よって残された遺族は家を手放すことになるかもしれませんね。
また 告知義務違反が発覚した場合 住宅ローンの一括返済を求められることもありますので 重大です!
一般的には 告知から2年経過 = 告知義務違反の時効 と思われがちですが 団信に関しては 故意で悪質な詐欺とみなされれば 経過年数に関係なく契約は取り消される ことがありますよ!
団信は正しい告知が原則です。ただ書けばいい といった安易な気持ちは人に迷惑をかけることに繋がります。
もし健康状態に不安な場合 ワイド団信 といった引受基準が緩和されたタイプもあります。
団信の加入基準がクリア出来ない場合には 団信加入が任意な フラット35 という選択もありますので正しい選択をしていきましょう。

あともう一点 団信は住宅ローンの契約時のみに加入することが可能です。もし解約をした場合は再加入は出来ませんので注意が必要ですね。
住宅ローンを借り換えるケースも多くみられますが この際も 団信の元の契約は破棄となり 再加入が必要となります。新たな契約の際には当然ですが 健康状態の変化などがあるかもしれません。再加入の際には このような点もしっかり考慮して対応することは必須といえます。

団体信用生命保険は住宅ローンを利用するうえでは 間違いなく欠かせない保険です。
自分以外の残された家族を守るための重要なアイテムといえます!
上記に記載しましたが 申し込みの際は 疾病対応の選択 また 免責事項の確認 及び 絶対に告知義務違反をしない など 必ずしっかり押さえておきましょう!
加入者の皆さんの 強い味方であること 間違いなしですね (^^)/


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