まるで屋根裏の秘密基地 メリット・デメリットを検証 (^^)/
戸建て住宅のプラン要望の中でも収納の確保は必須条件といえます。
かといって 部屋を狭くして収納スペースを広げるのは ❔という考え方も…
そんな悩みの解決策として 小屋裏収納はいかがでしょうか。
今回はこの小屋裏収納のポイントや メリット・デメリットについて検証してみましょう (^^)

【 小屋裏収納の定義 】
※小屋裏収納と表していますが 屋根裏収納やグルニエ とも呼ばれています…
小屋裏収納は最上階の天井と屋根の間にできる空間を生かした間取りです。
建築基準法上では 「 物置 」 の定義となります。
条件としては下記の通りです…
・天井の高さは 1.4ⅿまで
・広さは下の階の床面積に対して 1/2未満まで
上記以外にも固定階段の設置不可や外部に出入りできる窓の不可 また 扉の設置不可など自治体によって定義が異なりますのでご注意下さい。
【 小屋裏収納と居室の違い 】
建築基準法上で小屋裏収納に該当する場合は 延床面積としてカウントされませんので 固定資産税の対象外となります。
小屋裏収納に該当しない場合(定義より外れた場合)は 物置ではなく 「 居室 」 の扱いですので建築基準法上では 「 階 」 となります。
例えば 2階建て + 該当しない小屋裏の場合は 3階建てということですね…

【 小屋裏収納のメリット 】
① 空間の有効活用ができる
屋根裏に空いているスペースを収納として確保できる為 デッドスペースの活用・収納の確保と有効活用が可能となります。
② 居住スペースにゆとりを持てる
小屋裏収納を活用することで居住スペースでの収納を減らすことができ ゆとりの空間の確保に貢献できる。
③ 隠れ家的な雰囲気を楽しめる
小屋裏収納は天井も低く居住には圧迫感があって向きませんが 隠れ家や秘密基地のような遊び心とワクワク感を感じることが出来ます。
子供の遊びスペースや読書スペースなどの用途には大人気といえます!

【 小屋裏収納のデメリット 】
① 夏場は熱がこもりやすい
建物の最上部に位置する小屋裏収納スペースは屋根のすぐ真下に位置しますので 日光の影響を受けやすく熱がこもりやすいという難点もあります…
② エアコンが効きづらい
夏場のエアコンの冷気が天井付近に届きにくい為 効果が得られないという点も考えておきましょう。
また建具NGの自治体などでは 小屋裏にエアコンを設置しても効率は悪くなってしまいますね(泣)
③ 清掃がやりにくい
階段NGの自治体などでは ハシゴでの移動になってしまいます。
掃除機などの清掃用具を持って上がるのは至難の業でしょう…

【 小屋裏収納 設置のポイント 】
1. 小屋裏収納でもっとも大事なポイントとして 固定階段かハシゴかを考える必要があります。安全性や移動頻度を考えると固定階段がお薦めです。ただし自治体によって不可の場合もありますので 施工会社に事前に確認しておくことが大事ですね!
2. 夏熱く冬寒い空間ですので 床と天井にはしっかり断熱材を入れて対策することも必須です。
3. 荷物の出し入れの為 照明器具は必ず付けましょう。また天井が低いので突起のタイプでは頭が当たってしまいがちです。小屋裏収納にはダウンライトの設置が望ましいと思います。
4. 収納スペースではありますが その他用途も考えて コンセントは必ず付けておきましょう。
5. 屋根下の為 エアコンを設置する場合 冷媒管の納める場所や室外機までの経路が難しくなります。
先行工事での隠蔽配管などを採用するケースが多々ありますので 施工業者とは必ず事前打合せを行うようにしてください。
6. そもそも陸屋根や勾配の低い形状の屋根では設置のスペースは取れません。 また寄棟屋根では小さなスペースは確保できても窓の設置は不可能でしょう…
設置希望の際の屋根形状には設計初期段階より検討が必要ですね。
容積率や床面積及び固定資産税に含まれない小屋裏収納は非常に魅力のあるスペースです。
お薦めの間取りですが 上記のメリット・デメリット および 設置のポイントを踏まえ 間取りプラン作成の初期段階より検討して 失敗や後悔のない家づくりの参考にして頂けると嬉しいですね (^^)/


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