尺モジュールとメーターモジュール どちらがいいのかな (^^;
建築会社の各社の特徴を比較してみると 「 尺モジュール 」 や 「 メーターモジュール 」 という言葉がよく聞かれます…
この違いって何だろう ? いったい どちらがいいの ⁉
今回は この住宅における モジュール について 検証してみましょう!
【 住宅におけるモジュールとは 】
いろいろな業界には さまざまなモジュール があります…
住宅においては 住まいをつくるため 設計時や建築時における基準となる寸法のことを呼びます!
簡単にいうと 寸法の単位ということですね (^^)
主に次の3種類がありますが 一般的には ①と② がメインかと思います。
①尺モジュール 910㎜
②メーターモジュール 1,000㎜
③インチモジュール 1,218㎜
【 尺モジュール 】
古くから日本で使われている寸法の単位で 寸・尺 という尺貫法によって算出されます。
1スパン: 910㎜ (3尺・半間)
1グリット: 910㎜×910㎜ (畳半畳)
1間(いっけん): 1,820㎜(畳の長い辺の寸法)※6尺
畳2枚 1,820㎜×1,820㎜ (1坪)
こんな感じでしょうか…
【 メーターモジュール 】
一般的に馴染みのあるメートルという単位ですので 誰にでもわかりやすいですね。
1スパン: 1,000㎜ (1メートル)
1グリット: 1,000㎜×1,000㎜
尺モジュールと比べ 1辺の長さが 9㎝違いますね…
■基準寸法の違いから 尺モジュール で建てるプランより メーターモジュール のプランのほうが広く大きい空間という感じです…
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【 尺モジュールのメリット 】
・一般的に尺モジュールのほうが圧倒的に多いため 建築資材や既製品は尺モジュールにあわせてあるため 日本の建築には向いている。
・狭小地では細かな設計が可能
・家具やインテリアなど尺基準で設計されているため 選べるラインナップが豊富にある。
【 尺モジュールのデメリット 】
・玄関や廊下 階段 トイレ幅など メーターモジュールに比べ狭くなる。
【 メーターモジュールのメリット 】
・玄関や廊下 階段 トイレ幅など 尺モジュールに比べ広くなる。
※尺モジュールのデメリットの逆ですね…
・敷地の制約がなければ 広い空間の間取りが可能
・内部寸法が広いので車椅子などの使用に向いている。
【 メーターモジュールのデメリット 】
・家具やインテリアなどに合わせずらく また選択も少ない。
・建築資材のサイズが合わないケースでは割高になる。
・柱ピッチの間隔などで 尺モジュールに比べ 強度が落ちる。
・狭小地での細かな設計が難しい…
一概にどちらのモジュールがいいのかは難しい判断ですが…
設計の自由度が高いのが尺モジュールで ゆとりのあるのがメーターモジュールという感じでしょうか⁉
建築会社によっては 尺モジュールのみの対応 または メーターモジュールのみの対応 といったケースもありますので 事前にホームページなどで確認しておく必要がありますね (^^)/
私的にプラン作成をする際に 廊下や階段幅 トイレなどはメーターモジュールとして 残りのグリットは尺モジュールとするなど ミックスしたプランを作成することもあります。
いいとこどり も弊害なければ 可能かと思いますので アレンジ可能かどうか も問合せしてみる価値がありそうですね (^^)v
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