基礎知識 や 利用するポイント フラット35S との比較は… (^^)/
テレビのCMなどでも よく見かける フラット35
これはなんぞや⁉ という みなさんへ 内容詳細やメリット・デメリットについて検証してみますね!
フラット35 とは
住宅ローンには さまざまな種類がありますが フラット35 はその中の商品の一つとなります。
国土交通省と財務省 が管轄する独立行政法人 である 住宅金融支援機構 と 民間金融機関 が提供している 長期固定金利の住宅ローンです!
長期の固定金利はリスクを伴い 民間の住宅ローンでは提供が難しいため そのリスクを 住宅金融支援機構 が担っているといった感じですね…
フラット35の特徴
フラット35は返済する全期間が固定金利となっており 融資実行時の金利がずっと続きます。
※申込時ではなく実行時ですので間違えないように!
借入の最長期間は35年 となります。 ちなみに最短期間は15年(60歳以上の方は10年)
一言でいうと 金利が一定で35年なので フラット35 というネーミング ☆彡
毎月の返済額が確定していますので 返済期間中に金利が上昇しても返済額は増加しませんので 将来設計が立てやすいという点が最大の特徴ですね (^^♪
ちなみに 金利については 借りる金融機関によって異なりますので かつての住宅金融公庫とは異なったものです!
融資限度額 と その他の特徴について
融資限度額は 100万円以上 8,000万円以下 で 建設費または購入価格の10割までとなっています。
※9割を超えると金利が高くなりますのでご注意ください。
保証料や連帯保証人は不要で 途中での繰上返済も手数料は無料です!
団体信用生命保険への加入も任意のため 一般の団信加入が必須の金融機関で健康上の理由で適応できなかった方でも受入れ可能となりますよ…
利用条件について
①申込時の年齢が満70歳未満であること
ただし 実子や孫を後継者として 親子リレー返済 を利用する場合は 満70歳以上でも可能です。
②日本国籍を有していること
原則は日本国籍を有していることが条件ですが 外国籍の方でも 永住権または特別永住者の資格がある場合は利用可能です。
③返済負担率が基準値以下であること
すべてのお借入れ(住宅ローン・自動車ローン・教育ローン・カードローンなどを含む)の年間合計返済額の割合 ※総返済負担率 が基準以下となることが条件です。
【 総返済負担率の基準 】
年収400万円未満の場合 30%以下
年収400万円以上の場合 35%以下
◆ メリット・デメリットについて
< メリット >
1.返済期間中は金利が変わらない
2.繰上返済手数料がかからない
3.団体信用生命保険の加入が任意
< デメリット >
1.民間の変動金利型ローンに比べ金利が高い
2.借入額が9割を超えると金利が高くなる
フラット35S についても検証しておきましょう (^^)/
フラット35S とは 長期優良住宅など 省エネルギー性や耐震性などを備えた質の高い住宅を取得する場合に フラット35 の金利を一定期間 引き下げる制度です。
住宅の基準は通常のフラット35 より厳しく設定されますが 基準を満たせば金利が下がるため 返済負担の軽減が出来ますね!
下記の3種類がありますので 検証してみましょう…
①フラット35S(ZEH)
断熱性能と一次エネルギー消費量の基準が設定されています。
断熱性能は地域の区分 一次エネルギー消費量はZEH住宅の種類(区分)に応じた基準値を満たす必要があります。
金利優遇はフラット35と比較すると 当初5年間は ▲0.75% 以降はフラット35と同じとなります。
②フラット35S(金利Aプラン)
次の条件のうち いずれか1つ以上の基準を満たす必要があります。
・断熱等性能等級5以上の住宅で かつ 一次エネルギー消費量等級6の住宅
・耐震等級3の住宅
・免震建築物
・高齢者等配慮対策等級4以上の住宅
・長期優良住宅
金利優遇はフラット35と比較すると 当初5年間は▲0.50% 以降はフラット35と同じとなります。
③フラット35S(金利Bプラン)
次の条件のうち いずれか1つ以上の基準を満たす必要があります。
・断熱等性能等級4以上の住宅で かつ 一次エネルギー消費量等級6の住宅
・断熱等性能等級5以上の住宅で かつ 一次エネルギー消費量等級4または等級5の住宅
・耐震等級2以上の住宅
・高齢者等配慮対策等級3以上の住宅
・劣化対策等級3の住宅で かつ 維持管理対策等級2以上の住宅
金利優遇はフラット35と比較すると 当初5年間は▲0.25% 以降はフラット35と同じとなります。
金利優遇については 他の金利引き下げメニューなどと併用すれはさらにお得になりますので お申込みの際は必ず金融機関と事前に相談することが必須です!
ただし注意点が1つあります…
フラット35S は予算が決まっており 全体の実行額が予算額に達する見込みとなった時点で受付が終了となります。受付終了日は 終了する3週間前までに フラット35 のホームページに掲載されますので 検討の際は定期的に確認しておくことが必要ですね…
家を買いたいと思った際には まずは資金計画が必要です。
民間金融機関の住宅ローンとの比較 審査上での障害 長期の固定金利で安心を求めたい など…
フラット35 について あなたにとって適した商品なのか 向かないものなのか など 人それぞれかとは 思いますが 夢のマイホーム実現への 一つの検討材料として 検討されてみてはいかがでしょうか ⁉
フラット35 は取り扱う金融機関によって金利等は異なります ので いろいろなパターンやシュミレーションをやってみること ぜひとも おすすめ しますね (^^)/
コメント