トイレの位置は重要です! ポイントは…

お手伝いアドバイス

トイレの位置を軽視すると後悔が待っていますよ (>_<)

トイレは家族が毎日何度も使う場所です。しかしお客様に間取りプラン作成の際に希望の設置位置を伺うと 意外と軽視されている方が多々見受けられますね…
しかしトイレの位置は よく考えて設置場所を決めないと 日々の生活の中で不便極まりないこと間違いなしです!
今回はトイレの位置の重要性及び決める際のポイントなどについて検証してみましょう (^^)


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1. 住宅におけるトイレの位置の重要性について

間取りプランを考える時 リビングやキッチン 主寝室などを重要視しがちでトイレは後から空いたスペースに考えるといった方は多々おられます。
しかしトイレの位置を後回しすると失敗するケースが多いですね。
トイレはプライベートな空間です。音や臭いはもちろんですが 寝室との距離感なども重要です。
実は間取りプラン作成において かなり重要なポイントになります。


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2. 間取りプラン作成時におけるトイレのポイント

①トイレの広さ
トイレは便座に座ったり立ったりするため 動作のスムーズさが求められます。
狭い空間では体の一部がぶつかったりもしますね…
また収納も必要になったり手洗い器を設置したりと ある程度の広さは見込んでおく必要があります。
狭いと感じる広さでは毎日が苦痛に感じることでしょう (-_-;)

②トイレの数量
家の構造や家族の人数によって異なりますが やはり2階建て以上の戸建住宅では トイレは各階に設置することをお薦めしますね!
1階にしかないケースでは トイレに行くたびに階段の昇り降りが必要です。
また家族が多いと朝の身支度時など混雑が予想されます。

③臭気対策
トイレの位置を検討する際には臭気対策が必須です。
キッチンやリビングの近くでは臭いが気になりますよね…
生活スペースから近い位置への設置は使い勝手はよいですが臭気対策としての小窓の設置をお薦めしたいと思います。
最近の
住宅では断熱性や気密性を高める為に窓を極力減らす傾向にあります。
確かにマンションなどには浴室やトイレに窓がないケースが多々あるので問題は無いかもしれません。
しかしながら臭気対策としての窓の設置は検討されたほうがよいかと感じております。



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④音の対策
トイレでは必ず音が発生します。やはり音は気になるもので臭気対策と同様に生活スペースから離してプランを検討したくなります。
玄関の近くでは来客時などに気を使わなくてはなりません。
2階のトイレの位置も音対策には重要です。トイレの真下にリビングや寝室があるとトイレを使う時間帯などにも気を配る必要が出てきますね。

⑤間取りと設備
トイレを設置する際に隣接して洗面化粧台があればよいのですが 離れている場合など トイレ内に手洗器を設置することが必要です。
もちろん手洗器付のタンクでしたらよいのですが 主流のタンクレストイレなどにおいては 手洗器は間違いなく必須ですね!
狭いトイレ内に手洗器や収納を設置すると狭く窮屈な空間になってしまいます。
プランを検討する際には必ず設備も含めて検討しましょう (^^)/

3. 風水から考えるトイレ位置

間取りプランを作成する際 風水を考慮する方はたくさんおられますね。
トイレは一般的にマイナスのエネルギーを貯めやすいと言われ吉の方向は無いと考えられます。
鬼門(北東)と裏鬼門(南西)は避けるように とか 中心に設置しないように とか 真北の真ん中はやめてほしい とか いろいろな意見があります。
実際 生年月日の考慮も含め 物見の方の判断がマチマチのケースばかりですので見解としては何が正しいとか言いきれませんが 建てられる方の判断にも寄ります。
私としては最低限 鬼門と裏鬼門は外すようにはしておりますけどね (^^;


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4. 避けたほうがいいトイレ位置

①玄関から見える位置
玄関から入ってすぐの場所は来客などから丸見えになってしまいます。同時に来客時は住まれている家族もトイレに行きにくくなりますね!
割と年配の方などに玄関にトイレを設置するのを好まれる方もおられますが 臭い対策 また流した際の音の問題など 検討すること多々あると思います。

②洗面脱衣所内から入る位置
廊下などのムダを極力無くしたいというお客様がよくおられます。縮小してプランを考えると洗面脱衣所内にトイレドアを設け水廻りを並べることは有効な手段です。
しかし この場合 入浴などで脱衣所を使っているとトイレに入れなくなるという問題があります。
コンパクトにまとめられても毎日使う場所に関してはストレスになりますので避けたいですね!

③生活スペースから遠すぎる位置
臭気対策や音対策で生活スペースから離したほうがよいのは間違いないのですが 遠すぎるのも問題です。何より使い勝手が非常に悪くなります…
小さなお子様がいる場合 間に合わないなんてこともあるかもしれません。
寝室から遠いと 深夜に使う際や 病気の際 など不便ですね。


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5. その他 考えて欲しいこと

①階段下のトイレ
リビング階段以外の場合 階段下はデッドスペースですのでトイレを設置することは有効です。
また階段下は収納スペース また ヌックなど有効に使うことも出来ます。
トイレとして生活スペースからも遠くなくお薦めではありますが 注意点も必要なので押さえておきましょう…


●階段下は天井が斜めなどになりやすく圧迫感を生じやすい。
●窓を付ける際に小さくなったり低い位置になったりする場合がある。
●換気扇を付ける位置が低くなりがち。

②2階のトイレ
家族が多い場合は2階のトイレは必要です。
朝の忙しい時間には混雑が予想されます。また寝室が2階の際にはいちいち階段を降りていく手間も省けます。
もしもトイレが詰まらせてしまい使用出来なくなった場合などもう1ヶ所あれば安心ですね…
スペースと予算の関係もあるかもしれませんが これから先のストレスを考えると 2階のトイレは付けておくこと強くお薦めしますね (^^

トイレに限ったことではありませんが 間取りプランを検討した際 やはり家族の生活動線を第一に考えることが大切です。
最初にも言いましたが トイレは複数の人数が毎日複数回使う場所です。
考え方を誤るとストレスを貯め込む空間に早変わりしてしまいます。
間取りプラン考案の際はトイレの設置場所を軽視せず考えることは必須ですね …
快適な空間として トイレは重要視し これからの家づくりのポイントとして検討していきましょう (^^)/




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