どうする火災保険 ! 実はよくわからない ⁉

お手伝いアドバイス

火災保険の内容はさまざまです… 必要性や補償内容はどうなの?

住宅を購入する際に住宅ローンを組むケースがほとんどかと思います…
その時に火災保険に入ることは必須ですね!
一概に火災保険と言っても実は内容は さまざまです。
肝心なトラブルの際のサポートや 保証範囲の違いで対応にも差が出てきてしまいます。
今回は火災保険について検証してみましょう!


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【 火災保険とは 】

火災保険とは 火災はもちろんのことながら 建物内外での損害を補償する保険 という括りで考えます。
火災になる確率は非常に低いと思われますが 実は火災以外での様々な保証のほうが 利用する確率が非常に高くなります。
次のような項目が補償内容となりますよ!

1. 火災
住宅が火災によって被害を受け 修理や再建に掛かる費用

2. 自然災害
水害・洪水・落雷等の自然災害によって被った被害額
※地震による被害については 地震保険が対象となります。

3. 盗難
住宅内にあった貴重品や家財が盗難被害にあった場合の被害額
※盗難補償の設定・家財保険の加入等が条件となります。

4. 爆発
爆発などにより被害を被った場合の被害額

※保険会社によってプラン内容や補償額等に違いがありますので 契約する際は細かなチェックが必要となります。


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【 失火責任法 】

失火責任法という法律をご存じでしょうか?
火災保険を考える際にはこの法律をしっかり覚えておく必要があります。
内容は 火元に重大な過失がない限り損害賠償義務は生じない ことです。
つまり 火災の火元が近隣住宅で もらい火などに巻き込まれ 自宅が被害を被っても 相手に対して損害賠償を請求できないというものですね…
自分の家は自分の保険で守るしかないのですよ (>_<)

【 地震による損害 】

地震が原因でのさまざまな 損害は火災保険では補償されません…
地震保険での対応になりますね!
また地震による噴火・津波が原因とする損害は同じ自然災害のようですが 火災保険の対象外です。
地震が原因で発生した火災も 同じ火災なのに補償外となりますので注意が必要です。
大地震の際には必ず 火災が発生します。今や地震保険の加入も必須といえますね!



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【 火災保険の補償範囲 】

火災保険は大きく分けて 下記の3つが対象範囲となります。

① 住宅建物
建物の構造や屋根・壁・床 などの修復 また駐車場や物置などで被害を受けた場合も対象範囲です。

② 家具家電
家財保険に加入の場合は 家具家電も対象となります。盗難補償の有無も確認しましょう。

③ 避難宿泊費
火災によって住宅に住めなくなった場合に仮宿泊費としてホテル等の宿泊代をカバーしてくれます。

【 火災保険に加入の際の注意点 】

火災保険に加入する際の最も大事なポイントは 保証内容をしっかり理解することです。
住宅購入で予算が厳しい状況の中ではありますが 保険料の安さは優先しない ようにしましょう。
安いということは 補償内容を削っている ということです。
万が一の火災についての補償は当然ですが 実際にサポートを受けるのは どちらかといえば 水害や家財 台風などで発生する被害での対応 ですね。
たとえば水害ですが 不担保として水害を外せば 保険料が非常に安くなります。
しかし昨今の大雨やゲリラ豪雨などによる被害は年々深刻さを増している状況です。
水災補償では 床上浸水や地盤面より45㎝以上の浸水 また 被害にあった建物や家財が保険価格の30%以上の場合のみ適応という割と狭き範囲と思われがちです。よって水害不担保にしてしまうケースが多々みられますが 実はこの水害での火災保険の利用度は非常に高いものがあります。
実際に河川などから距離があるので大丈夫だと安易な気持ちでいると痛い目にあうかもしれません。
台風などの強風で瓦が飛んだり 近隣の家のカーポートの屋根が出来突してきて 窓を割られたり など 身近で非常に多く発生しており 我が家は大丈夫といった安易な考えでいるとせっかく入った保険も意味の無いものになってしまいますね!
安くて使えない保険ではなく リスクに対する補償内容をよく検討し 加入するようにしましょう!


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【 住まいの構造等級について 】

火災保険の保険料は住宅の建物構造によって変わります。
住宅の構造級別は次のように分けられます。
・M構造(マンション構造)
・T構造(耐火構造)
・H構造(非耐火構造)

コンクリート造・鉄骨・木造 において 耐久性や耐火性に差が出ます。
割高になりがちな木造でも 省令準耐火木造では 一般木造の半額位になりますので加入時に自分の住宅が何処に当てはまるか事前にチェックしておきましょう!

【 時価基準と新価基準 】

不幸にも自宅が火災になってしまった場合 火災保険が受領されて また新たに建物を新築されるケースが通常です。
ただ 火災保険には 時価基準新価基準 がありますので 加入時には御確認下さいね!

時価基準: 築年数による劣化も含め 現在の資産価値で加入する。
新価基準: 同様の住宅を新たに建築した場合の再調達価格で加入する。


当然のことですが 新価基準で加入していないと 災害後に 火災保険受取による 住宅の新築費用での再復興は出来ませんのでご注意下さい。

今回は火災保険の選び方やポイントについて検証してみました。
さまざまな保険会社や保険商品 また 補償範囲の選択など 難しい部分は多々あるかもしれません。
しかし基本としては しっかりサポートしてくれる 使える保険 への加入が重要なポイントではないかと思います。
銀行に勧められたり 住宅会社に勧められたり するケースもあるでしょう。
限られた 建築資金や予算の中で安いものに飛びつきたくなるかもしれません。
災害などによるリスクをしっかり考え もしもの際の強い味方になるよう 火災保険の選択は今後の未来へ向けての大事な選択となりますので 家づくり同様に失敗の無いものにしていきましょう (^^)/



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